現在入手困難、貴重なサイン入りの本です。[照井利幸5thソロアルバム In Search of Resonance 全7曲(CD)封入]1990年、Blankey Jet Cityのベーシストとしてメジャーデビューし、2000年の解散以降、様々な活動を経て、孤高のスタイルで真摯な音楽表現を貫く照井利幸。40代半ば頃より独学で描きはじめた絵は、その時々の心情や目にした風景を純粋に捉えた、音楽とは異なる表現として制作を重ねてきました。本書のために書き下ろされたテキストには、家族のこと、幼少期から現在の自身のこと、創作についての思いなどが、あるがままの言葉で綴られ、絵の背景を彩ります。本書同名の5枚目となるソロアルバムと融合され、静寂と抑揚を伴った、真のアーティストの豊かな作品集となりました。“何を求めて何を作ろうとしているのか?”それを誰よりも知りたいのは自分だ。現在58歳で創作意欲も漲りまだまだこれからと思う一方、視力や体力あらゆる身体的な機能が衰えていくのに加え薄れていく記憶に不安を感じている今、やっておくべきだと思った。まずは自分のために、そしてこの本に興味を持った人たちのささやかな安らぎと心の保養になることを願いつつこの本を作った。いつか長い年月の間に押入れの中で日に焼け白ずみホコリっぽい匂いがするこの本を手にとり、ページを捲ると過去の自分に思いがけない発見をするような名もなき本で在りたい。――照井利幸(序文より)blankey jet cityブランキージェットシティrossocelt&cobra